小学校のお受験では、お子さんのスキルや親子面接など多角的な観点からテストが行われます。
保護者はお子さんをサポートする役割のほかに、親子面接で保護者としての責任感や考え方を披露する機会があります。
面接官に好印象を与えるためには、髪型や洋服などの身だしなみを面接仕様に整える必要があります。
身だしなみが大きく乱れている場合を除いて、保護者の装いが大きく採点に影響することはありません。しかし、きちんと感を意識した格好はお子さんにとっても安心感を与えますし、親子で受験に取り組んでいることを意識させるものです。
本記事では母親のヘアスタイルについて詳しく取り上げ、意識しておきたいポイントを解説しています。これからお受験を控えている方はぜひ参考にしてください。
お受験時の母親の髪型で最も重要なのは清潔感
保護者の髪型で最も重要なのは「清潔感」です。家にいるときのように、髪をとかさず寝起きのままの状態は生活感が出るためマイナスの印象に。
髪をきれいにとかして向きを整え、きれいにまとめた髪がもっとも理想的な状態です。ロングヘアなら髪が顔にかからないように後ろでひとつにまとめましょう。
セミロング・ショートヘア・ベリーショートの方は特にまとめる必要はありませんが、ボサボサの髪のままで出ていかないように髪をしっかりととかし、顔にかかる部分は耳にかけたりヘアピンで固定したりして、清潔感を演出してください。
ピンやヘアゴムは装飾がついておらず、派手すぎないものをチョイスしましょう。アホ毛が飛び出やすい方は、アホ毛専用のワックスでなでつけておくとまとまり感が出ます。
母親の髪型で悩みやすいポイントを紹介
母親の髪型では、どのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか。悩みやすいポイントとともに、対処法を詳しく解説していきます。
長さはどのくらいか
母親の髪の長さについては、明確な規定はありません。ロングヘア・セミロング・ショートのいずれも問題はなく、よほど奇抜な長さやヘアアレンジでなければ不問となります。
肩にかかる程度か、肩より多少長いくらいが一般的な長さとなりますが、もちろんショートヘアやベリーショートでも禁止事項にはかからないので、清潔感や保護者らしさを意識してください。
ただし、背中よりも長いスーパーロングヘアの場合は、三つ編みやひとまとめにしても髪の長さそのものを隠すことができないため、肩よりもやや長い程度までカットしておくと良いでしょう。
前髪が長い場合は当日までに切るか、真ん中から分けるか、横に流して自然な印象に整えましょう。目が完全に隠れてしまうと、清潔感とは別に面接官に不安な印象を与えてしまいます。
髪色は黒がいいのか
保護者にとって悩ましい髪色については、明るく派手な色ほど会場内で目立ちます。
外見的にも派手な印象を与え、受験にふさわしくないと思われる可能性もあるため、最後まで面接官に好印象を与えるためにも暗いトーンに落としておくと安心です。
黒色でも、スプレーで吹き付けた不自然な黒色にならないように美容室で自然な黒染めをするか、ダークトーンのカラーリングを行っておきましょう。
受験用に購入するスーツと髪色との相性も重要です。落ち着いたトーンの髪色にしてお試験に臨まれるのが安心なのではないでしょうか。
髪は結んだほうがいいのか
母親が髪を絶対に結ばなければならないという決まりはなく、結ぶだけの長さがない場合は無理に髪を結わえる必要はありません。
受験の手引きやインターネットでは、お受験に適したヘアスタイルについて「ハーフアップにすると女性的」「ハーフアップが人気」と書かれている場合がありますが、ハーフアップにしなければならないわけではなく、アレンジはそれぞれの方の髪の長さや好みによります。
お受験はイベントではないので、派手髪はNG。華やかさが求められているわけではなく、保護者がお子さんより目立ってしまっては本末転倒です。
髪を結ぶ際は、きちんと感が出るようなスタイリングを念頭に置いておきましょう。自分でアレンジできない場合は美容室と相談のうえ、最適な髪型を探してみてください。
ヘアアクセサリーは付けてもいいのか
ヘアアクセサリーは、バレッタやヘアゴムなどを使うことができます。しかし派手なものは会場内で目立つ可能性があるので、髪飾りというよりも髪を留めるアイテムとして選ぶようにしてください。
また、受験日当日は非常に慌ただしく、忙しくなります。気持ちにゆとりが持てない状況も考えて、ヘアアクセサリーをいくつも使用する複雑なアレンジは避けたほうが良いでしょう。
清潔感と機能性を考えたアレンジを
いかがでしたでしょうか?今回は、お受験に適した母親のヘアスタイルとアレンジについて紹介しました。
保護者の髪型は、父親・母親ともにきちんと感の出るヘアスタイルが基本です。
時間がかかるヘアアレンジや会場で目立ってしまう髪色・アクセサリーの着用は避け、受験会場への移動中に髪が乱れたときもすぐ手直しができるように、機能性を考えたスタイルで臨みましょう。
当然のことではありますが、受験の主役は親ではなくお子さんです。親が髪型をいくら気にしても、最後はお子さん自身の力で合否が決まります。もしあなたが、お子さんの人生がかかった大切なお受験に失敗したくないとお考えであれば、小学校・幼稚園受験を幅広くサポートしているAiQで受験対策を始めませんか?業界初の完全個別指導により、お子さん一人一人の成長を徹底的にサポートします。\ママが子供に習わせたい幼児理数教育No.1/
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