筑波大学附属小学校を受験予定の方へ!学校の特徴や、倍率など受験する前に知っておきたい基本情報を徹底解説

小学校紹介・受験情報
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筑波大学附属小学校は毎年受験者数が多く、その数は日本一といわれ、人気が高い国立大付属小学校です。そのため、入試の前に抽選が行われるのが特徴といえます。この記事では、同校の特徴や評判、入試情報とその難易度、合格するための受験対策などを解説していきます。

筑波大学附属小学校の風土・特徴は??

​筑波大学附属小学校は、明治6年に師範学校の練習校として設立された国立小学校です。現在でも小学校教育の実験・実証的な研究を使命としています。そんな筑波大学附属小学校の教育理念や特色、授業内容や日常などの雰囲気をご紹介します。​

筑波大学附属小学校の教育理念・教育方針

筑波大学附属小学校の教育目標は、

  • 人間としての自覚を深めること
  • 文化を継承し創造し開発すること
  • 国民としての自覚をもつこと
  • 健康で活動力をつけること

です。要約すると、日本人としての自覚をもち、その文化を継承して人間としての深みを増す人材を育成することだと考えられます。また、それらをふまえ、子ども一人ひとりの個性を尊重し、人間性豊かな子どもを育てることを目指しています。

特筆すべきは、筑波大学附属小学校が初等教育の理論と実践のための研究を使命としている点です。そのことから、最先端の教育を受けることができます。​

筑波大学附属小学校の雰囲気

筑波大学附属小学校の授業は、全学年で教科担任制です。各教科の専門性を活かし、楽しみながら力のつく授業が展開されます。なかでも英語は、会話中心となっており、実践しながら語学を身につけるようになっています。また総合活動の時間では、教師の提示するテーマを追求して活動する「テーマタイム」や、学年縦割りで交流する「きょうだいタイム」などのシステムにより、自分の頭で考え、自分の体を使って自主的に問題解決に取り組む授業が行われています。

合宿や校外授業が多いのも特徴的です。合宿には、3年生から毎年行われる「清里合宿」や、5年生の「雪の生活(スキー合宿)」、6年生の「富浦遠泳合宿」などがあります。校外授業では、園教場で植物栽培や収穫の体験や、各先生が企画した個別行事なども行われます。

給食は週5回あります。ただし、月1回程度、お弁当持参する日が設けられています。​

筑波大学附属小学校の学費

筑波大学附属小学校の初年度の学費は次のとおりです。

入学金0円
授業料0円
学校納入金(給食費・学級費・学友会費)107,500円
PTA入会金約100,000円(入学時のみ)
後援会入会金148,600円

合計、約360,000円程度が必要となります。2年目以降は一般学費が約120,000円となります。

筑波大学附属小学校は国立小学校ですので、入学金や授業料、寄付金などはありません。そのため、私立小学校と比較すると学費が安いのが特徴です。​

筑波大学附属小学校の入試情報

​筑波大学附属小学校の受験者数やどんな人が受ける傾向にあるのか、また試験内容の概要をお知らせします。​

筑波大学附属小学校を受けるのは、例年どんな受験者なの?

​筑波大学附属小学校の受験者数は、日本一といわれるほど多いことで知られています。例年約4,000人も志願者がおり、倍率は約30倍と、狭き門であることが伺えます。ここ3年の受験者数を見てみましょう。

2018年は、男子2032名、女子1762名、

2019年は、男子2087名、女子1813名、

2020年は、男子2177名、女子1982名

年を追うごとに受験者数が増えていることがわかります。また、女子のほうが若干受験者数が少ないので、男子に比べると倍率は低くなります。​

筑波大学附属小学校の試験内容

​筑波大学附属小学校の入試では、小学校受験の定番である面接が行われません。これには、「子どもを見れば親がわかる」という方針をとっているものだと思われます。よって、ペーパー試験や行動観察などから、その子の姿を見ています。

筑波大学附属小学校の入試には、一次選考、二次選考、三次選考があります。一次選考と三次先行は抽選です。二次選考ではペーパー試験、運動テスト、行動観察が行われます。なお、所要時間は60分程度です。

ペーパー試験では、お話の記憶と図形(回転図形、重ね図形、鏡図形など)、常識などが出題されます。なかでも図形問題は問題数が多く、都内で一番難しい問題が出題されるといわれています。

運動テストでは、クマ歩きだけ、もしくはそれに加えてマット運動が出題されます。行動観察においては、絵画・巧緻性・制作が出題されます。これらはグループごとに問題が課され、10〜15分程度で工作しなければなりません。「ちぎる」「結ぶ」などの工程があり、手先の器用さが求められます。​

筑波大学附属小学校の受験情報

​筑波大学附属小学校の受験スケジュール、募集人数、試験会場をご紹介します。​

筑波大学附属小学校の受験スケジュール

​筑波大学附属小学校の受験スケジュールは次のとおりです。なお、( )内の日付は2021年度(令和3年度)の入学試験の日付を明記しています。

第一次選考 Web 出願 (2020/9/17〜2020/9/20)

第一次選考(抽選)(2020/10/3)

第二次選考郵送出願 (2020/10/14〜2020/10/16)

第二次選考(検査) (2020/11/15〜2020/11/17)

第二次選考発表 (2020/11/18)

第三次選考(抽選)(2020/11/19)

入学候補者発表 (2020/11/20)

筑波大学附属小学校は入試の前に、抽選が行われるのが特徴的です。抽選に受かることが最初の難関といえるでしょう。また、第二次選考の出願もありますので注意してください。​

筑波大学附属小学校の募集人数

​募集人数は男子64名、女子64名、あわせて128名です。例年、4,000人近くの志願者がいますから、倍率は約30倍となります。女子は男子に比べて志願者が少ないのですが、募集人数は同じですので、女子の方がやや有利です。​

筑波大学附属小学校の試験会場

​試験会場は筑波大学附属小学校です。筑波大学附属小学校の最寄りの駅は、東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅となります。出入口1から徒歩8分です。また、東京メトロ有楽町線護国寺駅を利用すると、徒歩15分の場所にあります。​

筑波大学附属小学校へ合格するために

​筑波大学附属小学校に合格する子どもの特徴や傾向、おすすめの受験対策・必要な準備を解説していきます。​

筑波大学附属小学校に合格する子どもの特徴

​筑波大学付属小学校に合格するには、オールマイティーさが求められます。運動、言語、巧緻性のいずれにおいても優れていなければ合格は厳しいでしょう。また、入試の項目のひとつである行動観察では、グループの人たちと協力して工作をすることとなります。ですので、人の話をきちんと聞いて理解し行動に移すこと、協調性、手先の器用さが求められます。日頃からそれらがきちんとできるよう、十分に準備しておく必要があります。

同校に合格している子どもの傾向をまとめると、

  • しっかり話を聞ける子
  • 自分で考え、それを行動にうつせる子
  • 体幹がしっかりしていて、年相応の運動ができる子
  • 協調性がある子
  • 自分の考えを相手に伝えられる子

が挙げられます。受験前から、これらのことが身につけられているようにしておくといいでしょう。

そのほか、合格までに2度の抽選もありますので、多少の運も必要となってきます。運は鍛錬することができませんが、合格には欠かせない要素といえます。​

筑波大学附属小学校のおすすめの受験対策や準備

​筑波大学附属小学校のペーパーテストは、図形問題がとても難易度が高いです。回転図形、重ね図形、鏡図形が頻出されますので、繰り返し練習し、どんな問題が出題されても解けるように実力をつけておきましょう。

工作では、「ちぎる」「ひも通し」「ひも結び」活動が多く出題されます。厚さの違う紙や、ガムテープなどをちぎる練習、ひもを使ってひも通し、ひも結びの訓練をしておくとよいでしょう。これらはすべて手先を動かす作業で、いかにスムーズにできるかが試されます。紙やひもだけでなく、シールやモールといったものを使って工作の対策をしておくのもおすすめです。

運動ではクマ歩きが出題されます。転ばないように力強く、早く歩けるようにしておくと、合格に近づけます。クマ歩きは練習あるのみ。練習してしっかりできるようにしておきましょう。​

勉強、運動の両方を強化して合格へ

​筑波大学附属小学校の入試では、一次選考で抽選が行われ、半数近くに受験資格者が絞られてしまうのが大きな特徴です。お子さんの実力とは関係ないところで合否が決まる部分もあります。また、私立小学校の入試とは違い、規則やお行儀といったことよりも、勉強、運動の両方ができる「元気で賢い子」が受かる傾向にあります。筑波大学附属小学校を受験するならそのあたりを意識して日頃から対策しておくといいでしょう。

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