文教大学付属小学校の倍率、学校情報などの受験情報まとめ

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大田区にある文教大学付属小学校は、体験や活動からの学びを大切にしています。受験を検討している方もいるでしょう。

そこで「どのような学校か知りたい」「試験の内容や受験の難易度は?」といった方のため、文教大学付属小学校の学校情報や受験情報について紹介します。

この記事を読むことで文教大学付属小学校の特徴や魅力、受験に向けておさえておきたいポイントがわかるので、ぜひ参考にしてください。

文教大学付属小学校の学校情報

文教大学付属小学校の基本的な情報から紹介します。教育理念やアクセス、特徴、学費、進学情報は以下の通りです。

文教大学付属小学校の教育理念・教育方針

文教大学付属小学校は、以下の5つの目標を掲げています。

  • 慈愛の心を持った子供
  • 自ら学ぶ子供
  • 情操豊かな子供
  • 頑張る子供
  • 明朗な子供

多くの方が、こういった心を持った子供になって欲しいと考えているのではないでしょうか。他者の痛みを理解して寄り添い、いろいろなことに興味・関心を持って取り組んでいく子供を育てる教育を行っています。

また、夢に向かって諦めない姿勢を持ったり、正義感を持って動ける子供を育てたりすることも文教大学付属小学校の教育目標です。

文教大学付属小学校へのアクセス

文教大学付属小学校の住所、アクセスを紹介します。

■住所

東京都大田区東雪谷2-3-12

■アクセス

  • 東急池上線石川台駅より徒歩2分
  • 東急バス停笹丸停留所より徒歩3分

文教大学付属小学校の特徴

文教大学付属小学校では、仏教の教えを元とした教育を行っています。豊かな心を育てるため、朝の祈りや夕べの祈り、食法などにも取り組んでいるのが特徴です。

また、体育の時間も重視しており、登校後、下校前に30分間校庭で遊びながら運動能力を身に付けたり、体力を高めたりしています。もちろん学業にも力を入れていて、一年生のうちから漢字検定が行われています。

年間行事は体験型のものが多いといえるでしょう。例えば、春の遠足や社会科見学、写生会などです。他にも5年生になると北アルプス自然教室、3・4年生は八ヶ岳自然教室などに参加します。

オーストラリア体験、茶道教室、伝統芸能鑑賞会、書き初め大会など、多彩な行事も文教大学付属小学校の魅力です。

1クラスは25~28人で、2クラス構成となっています。

文教大学付属小学校の雰囲気

一人ひとりの可能性を引き出すことを大切にしている小学校なので、子供たちに寄り添った教育が期待できます。登校後、下校前に行われる校庭での遊びの時間は教員も一緒になって遊んでくれるので、子供も先生と信頼関係を築きやすいでしょう。

4~6年生は児童会としてさまざまな委員会活動を行うことになります。委員会の活動は自分たちで考えながら行動するものが多いので、自主性を育てるための取り組みに力を入れていることがわかります。

文教大学付属小学校の学費

文教大学付属小学校の入学でかかる費用は以下の通りです。

  • 入学金:200,000円
  • 授業料(月額):43,000円
  • 維持費:140,000円
  • 教材費:20,000円
  • 父母の会費(年額):18,000円

この他に制服や鞄などを購入するための費用が必要です。

文教大学付属小学校の進学情報

進学先として特に多いのが付属中学校です。毎年、3分の1程度が付属中学校へ進学している状況です。

他には、浅野中学校、浦和実業学園中学校、攻玉社中学校、香蘭女学校中等科、佐久長聖中学校などへの進学者が多いです。

文教大学付属小学校の受験倍率

文教大学付属小学校の受験倍率は、以下の通りとなっています。

   男子  女子 
2018年  2.7  2 
2019年  2.8  2 
2020年  3.1  2.1 
2021年  3.6  2.4 
2022年  2.7  2.6 

参照元:絶対合格!お受験情報(https://ojuken-joho.com/bunkyo-ele-bairitsu-gokaku-2022/ 

お受験じょうほう(https://www.ojuken.jp/school/bunkyodaigakufuzoku/examination/ 

全体的にみて2~3倍程度です。また、男子の方が倍率は高くなっています。

文教大学付属小学校に受かる子の特徴

文教大学付属小学校で求めているのは、年齢に応じた身辺自立ができている子供です。また、知的好奇心や活力がある子供を求めています。

これらに該当する子供は受験に受かりやすいといえるでしょう。身辺自立とは、生活をする上で必要になる基本的な動作のことをいいます。

例えば、食事のほか、お着替え、トイレ、歯磨きなどです。早い段階から身辺自立を目指しましょう。

文教大学付属小学校の受験情報

文教大学付属小学校の受験情報について紹介していきます。受験者の特徴や受験スケジュール、募集人数、試験会場を紹介します。

文教大学付属小学校の受験者の特徴

文教大学付属小学校は、中学受験において実績のある学校です。また、系列である文教大学付属中学への内部進学もできます。

そのため、将来的な中学受験を見据えて文教大学付属小学校を選択する方が多いです。

それから、文教大学付属小学校ではアフタースクールである「文教ファミリークラブ」を用意しており、最長で20時まで校舎内でお預かり可能です。

アフタースクールは18時まで、19時までといったところが多い中、20時までみてもらえるのは嬉しいポイントといえるでしょう。

スタッフ引率で駅まで送迎してくれる集団下校や、オプション扱いの個別指導も行っています。アフタースクールを重視したいと考えている方からも選ばれている小学校です。

文教大学付属小学校の受験スケジュール

文教大学付属小学校の2024年度受験スケジュールは以下の通りとなっています。

第1回受付期間  郵送受付 令和5年10月10日(火)~10月27日(金)※郵送必着
窓口受付 令和5年10月31日(火)~11月2日(木) 
第2回受付期間(窓口受付のみ)  令和5年11月13日(月)~11月22日(水)※土日を除く 
入学考査  ■親子面接
第1回 令和5年10月16日(月)~11月4日(土)
第2回 令和5年11月14日(火)~11月24日(金)
■ペーパーテスト・行動テスト
第1回 令和5年11月6日(月)
第2回 令和5年11月25日(土) 
合否発表  第1回 令和5年11月6日(月)発送
第2回 令和5年11月25日(土)発送 
入学手続  第1回 令和5年11月8日(水)・9日(木)
第2回 令和5年11月27日(月)・28日(火) 

文教大学付属小学校の募集人数

2024年度の募集は、第1回が50名(男女)です。これには内部進学者も含まれています。第2回も同じく男女で若干名の募集があります。

文教大学付属小学校の試験会場

2024年度募集の試験会場は、現時点では未定です。

文教大学付属小学校の試験内容

文教大学付属小学校の試験では、ペーパー試験のほか、集団試験が行われます。それぞれ解説します。

ペーパー試験

ペーパー試験の内容は、お話の記憶や図形、しりとり、指示行動、常識などです。小学校のホームページでは過去の問題が掲載されています。こちらを確認してみるとわかりやすいでしょう。

例えば、イラストが4つ描かれていて、それらをしりとりでつなげます。他にも、上段に書かれたイラストと下段に書かれたイラストで関連性があるものを線で結ぶなどの問題が出題されました。

常識の問題では、電車内がイラストで描かれていて、その中からしてはいけないことをしている人に丸をつけるなどの問題が出題されたことがあります。

集団試験

集団試験では、4人1組のグループになり、どのような行動を取るか見られます。ルールを守って遊べるか、他の子供と協力できるか、乱暴な言葉を使わないかなどが重視されやすいポイントです。

文教大学付属小学校の面接試験

文教大学付属小学校の受験では面接も行われるので、しっかり準備しておきましょう。面接の内容と対策について解説していきます。

面接内容

文教大学付属小学校で行われているのは、親子面接です。聞かれるのは、家庭での教育方針などです。願書に書いた志望動機などを参考にしながら面接が行われる形となります。

そのため、願書を書く段階から面接対策について検討が必要です。

面接対策

家庭での教育方針としてどのようなことを考え、どういった形で教育を行っているのか明確にしておきましょう。

文教大学付属小学校のどの部分に惹かれて入学を希望しているのかなども重要なポイントです。

例えば、文教大学付属小学校では少し変わった取り組みとして、1~3年生の学習プログラムに舞踊の授業が含まれています。専任講師による授業であり、身体を使ってダンスをすることによって感性と表現力、連帯感を高めるのが目的です。

また、自ら学ぶことができるような指導を重視しています。

こういった学校の特徴を理解したうえで志望動機を考え、面接に挑みましょう。

なお、文教大学付属小学校は仏教の教えをもとに教育を行っていますが、仏教と深い関わり合いがないのであれば無理に仏教について触れる必要はありません。

文教大学付属小学校の受験対策

文教大学付属小学校では、受験するにあたり以下の3つの準備が必要としています。

  • 人の話を聞いて理解して行動できる。
  • 聞かれたことに、自分の言葉で応えることができる。
  • 自分の身の回りのことができる。

そのため、これらは最優先で身につけておくべき課題といえるでしょう。いずれも入試の内容とも関わってくる部分といえます。

それから、文教大学付属小学校では知的好奇心や活力がある子供を求めているため、普段からさまざまな体験をさせて知的好奇心を育てておくことも重要です。

入試で行われる指示行動はそれほど難しいものではありません。ですが、ご家庭でしっかり実践し、練習して動くことが重要といえます。

また、文教大学付属小学校で行われる模擬入試体験会にはぜひ参加しておいた方が良いでしょう。年長園児のみが対象です。

子供の可能性を引き出し、伸ばしていく小学校

文教大学付属小学校は、一人ひとりの子供の可能性を引き出し、それを伸ばしていくことを目指しています。体験学習や児童会活動、縦割り活動、宗教教育など特色のある教育も特徴的です。

将来的には一人ひとりの希望に基づいた進路指導も受けられます。受験を検討している場合は、今回紹介した学校の特徴や試験の内容、受験スケジュールなどをチェックしてみてください。

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